土の器の中に何をいれますか?
- 2017.07.31 Monday
- 20:00
学期中は朝が早いので、テレビをつけて見ることはあまりないのですが、夏休みに入ったのでテレビをちょっとつけたままにしておくと、次々と飛び込んでくるニュースは「ミサイルが発射された」「●●が××を殺した」、政治家・芸能人のスキャンダル・・・心が寒くなるニュース。そして豪雨による災害、高温による熱中症など。広島の明るいニュースといえばカープぐらいでしょうか。
7月の年長さんの窓飾りにこんな思いを書いた子どもがいました。「せんそうがおきませんように」。本当にそう願ます。
先日、お亡くなりになられた日野原重明先生は、日本各地の小学校で「いのちの授業」をしておられましたが、子どもたちにこう語りかけておられたそうです。
「わたしたちのからだは土でできた器ですから、古くなると欠けたり、ひびが入ったりして、そこから水が漏れて流れてしまいます。きみたちの若いからだにくらべて、わたしのからだはかなりボロボロになっています。年を取るとだれでもそうなります。」
「では何のために土の器があるのか?それは中に水をいれるためです。どのような水を入れるかは、わたしたちが選択します。容器は与えられたものであり、つくったものではありません。わたしたちは容れ物を与えられたことに対して神様に感謝しなくてはなりませんが、どのようにして応えるかというと、何をその中に入れるか?魂の水として何を選択するかという、その選択によって応えるのです。選択は知恵を用いて大事にしなくてはなりません。知恵と知識とは違います。生きる知恵というものは、小学校を卒業しただけでも、その人の中で勝ち取ることができます。」
●日野原重明著「わたしが経験した魂のストーリー」キリスト教視聴覚センター刊より●
この文章を読んで、こどもの頃に覚えた聖書の言葉が心に浮かびました。
「油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉はこれから流れ出るからである。」(箴言4章23節)
♪もし きみのとなりの人が ほほえみなくしてたら きみの ほほえみをわけてあげよう ♪
♪もし きみのとなりの人が ほほえみうかべてたら きみも ほほえみを わけてもらおう♪
♪みんな たすけあおう、 できることなんでも 人の必要をかんじとろう イエスにならって♪
キッズフレンズ「イエスにならって」より
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