考える力をつけるには&今日の出来事
- 2016.11.30 Wednesday
- 20:00
子どもに考える力をつけさせない方法は子どもが考えている最中に、大人が全部先取りして答えを教えることだと言われています。そして最後に「わかりましたか?」と聞くと子どもは「は〜い」と返事をします。でも実はわかっていないことが多いものです。
これでは子どもの思考力はつきませんね。では、どうすればよいのでしょう?ヒントを三つあげましょう。
1 子どもに考えさせるような問いをだす
「ほら『ありがとう』というのでしょう?」というより「こういうときはどう言うんだった?」とたずねる。
「〜しなさい」という教えかたばかりでなく、「こういうときはどうしたらいいと思う?」と子どもに聞いてみるのです。
2 子どもが考えている間は待つ、子どもが考えているときに先取りしない。
子どもは語彙が大人のように豊富ではないので自分の考えをまとめて話すのは時間がかかります。そこで大人はすぐに口をはさみがちです。気持ちを汲み取ってあげることも大事ですが、子どもが話そうとしているときは先取りせず待ってあげましょう。
話すことがあまり得意でない子どもでもじっと話を聞いてくれる人がいれば自分の言葉で自分の考えを話せるようになっていきます。
3 子どもの質問「なぜ」「どうして」は好奇心を育てる言葉・・・子どもは必ずしもすぐに正解が聞きたくて「なぜ」「どうして」と聞いているわけではありません。今はわからないことがあればネットで検索してすぐに調べられる便利な時代ですが、大人が正解をしらなくても一緒に不思議がったり、一緒に調べたり体験したりして子どもの疑問につきあってあげることで思考力は深まっていきます。
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今日は「なごみクリニック」のデイサービスの職員の方が先日のエリヤ組との交流会の写真を届けてくださいました。いつもとても素敵な折り紙で台紙に飾り付けがしてあります。皆さん園児たちの訪問を大変喜んでくださったようです。これからますます寒い季節にむかいますがお年を召した皆様の健康が支えられますようにお祈りしています。
今日はプレイルームでマナ組と年少組のお友達は、クリスマスページェントでつける衣装にはじめて着替えてお遊戯の練習をしていました。とてもかわいらしかったです。本番をお楽しみに!
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