ある女の子の作文より

  • 2018.12.10 Monday
  • 18:51

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子どもを叱る前に読む本 やる気のある子、ひとりでできる子の育て方」


著者の平井信義さんは小児科のお医者さんで多くの子育ての本を書かれています。

 

その本の中に『自分及び子供の失敗を笑い飛ばす事ができる愚かな母親になる事を勧める』という一節があり、小学生の作文コンクールで、ある5年生の女の子がみんなの前で読んだ「私のお母さん」という作文が紹介されています。(平井先生はこのお話をNHKラジオ放送でご一緒した相川浩アナウンサーから聞いたそうです。) 

※相川アナウンサーは山間部の小学校へ取材に行ったとき児童の「私のお母さん」という課題作文発表を聞くことになりました。1年から6年までの子供の自作朗読です。それがどれもこれも大人の手が入っているような優等生作文で、退屈し、眠気を我慢していたところ、相川さんが思わず椅子から転げ落ちそうになる出来事が!それは、五年生のある女の子が自作の題名「私の母ちゃん、バカ母ちゃん」を声も高らかに読み上げたからです。

 

「私のカアちゃん、バカ母ちゃん」(会場 爆笑)


私のカアちゃんはバカです。(また爆笑)
野菜の煮物をしながら、洗濯物を干しに庭に出たら、煮物が吹きこぼれ、父ちゃんから「オイ、バカ。煮物が溢れてるぞ!」と言われて、慌てて、洗濯物を竿ごと放り出して台所へ駆けこみました。洗濯物は泥だらけです。(爆笑)


「バカだなあ」と言われて、「ごめんね、父ちゃん、カンベンね」とおどける母ちゃんです。


しかし、母ちゃんを叱るその父ちゃんも実はバカ父ちゃんです。(大爆笑)
ある朝、慌てて飛び起きて来て、「御飯はいらん」と洋服に着替え、カバンを抱えて玄関から走り去りました。すると母ちゃんが、「バカだね。父ちゃん。きょうは日曜日なのにね。また寝ぼけちゃってまあ!」(爆笑)


そういうバカ母ちゃんとバカ父ちゃんの間に生まれた私が、利口なはずはありません。(大爆笑)弟もバカです。(笑い)家中みんなバカです。(爆笑)


しかし・・・(場内シーン)私は大きくなったら、私のバカ母ちゃんのような女性になって、私のバカ父ちゃんのような人と結婚し、私と弟のようなバカ姉弟を産んで、家中みんなでアハハアハハと明るく笑って暮らしたいと思います。

 

私の大好きなバカ母ちゃん!!その時まで元気でいてくださいね。(一同 涙、涙・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

バカと言うのは教育の立場では意見もあることでしょうが、この娘さんはお母さんやお父さんが大好きで体裁をつくろったりせず正直で素直に語っているところ、お母さんみたいになりたい、こんな楽しい家庭を築きたいと言っていることに感動を覚えます。

失敗をも笑いに変える明るい家族、ユーモアがあふれる温かい家族であることがこの作文から伝わってきます。

 

 

 

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