あいさつは思いやり
- 2019.01.15 Tuesday
- 18:00
みなさんのお家では朝起きたら家族間であいさつを交わす習慣があるでしょうか。外では挨拶をする人も、家ではぬーっと寝床から起きてきて、だまって食卓につくということがないでしょうか。
挨拶は相手を大切に思う気持ちから生まれます。
「おはようございます」「いただきます」「ごちそうさま」「いってきます」「おやすみなさい」「お先にどうぞ」このような挨拶が家族間で心をこめて交わされているならば、家族の心が通い合うのではないでしょうか。
このような習慣が家でついていれば、必ず家庭の外でも挨拶をするようになるでしょう。
私は「挨拶をしなさい」というかわりに本当にあった出来事で話すようにしています。
「きょうお客さまがいらしてね、お部屋を案内していたらちょうど男の子がひとりが年少組のトイレにはいってきました。そうしたらその男の子が私より先に「おはようございます」と元気にご挨拶をしてくれました。先生はとてもうれしくて心がぱっと明るくなりました。次に別なお部屋にいったらある女の子がちょうど外遊びから戻ってきて部屋に入るところに出会いました。すると真っ先に「おはようございます」と言ってくれました。先生はその声を聞いてなんだか元気がわきました。お客様も『あいさつは気持ちがいいですね』とニコニコ笑顔になりました。」このように話すと幼稚園の子どもたちは素直なので「挨拶してみよう!」と思って即実践します。
次の日も、ある年長の男の子がかなり遠く離れていたのに「先生おはようございます」と私の後姿にまで挨拶をしてくれました。ご家庭でも「挨拶をしてくれて嬉しいよ」「あいさつは思いやりからうまれる一言なんだよ」と伝えてあげましょう。
2番の歌詞にも「おはようとの挨拶もこころをこめてかわすなら〜」とあります。
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