3学期始動! 舟魚のはなし
- 2019.01.08 Tuesday
- 17:00
朝、「おはようございます」の声にまじって、子どもたちのほうから「あけましておめでとうございます。ことしもよろしくお願いします」との声が。いよいよ3学期が始まります。
始業式の園長のお話ではパナマ湾にすむ「舟魚」と呼ばれている不思議な魚の話を紹介しました。
この魚はいつもは群れて移動しているのですが、群れから離れ迷子の魚がでると、群れのうちの一匹か二匹の魚の体色が突然変わって、迷った魚をさがしはじめるというのです。
普段はうすいしまと点のはいった濃い土色をしているのに、迷った魚をさがしはじめると、6ミリぐらいの水玉模様がくっきりあらわれてくるのだとか。それは海の中で目立ちます。その体色の変わった魚は行ったりきたり円をかいたりして、迷子の魚に「こっちだよ」と教えているかのようです。これはとても目立つので迷子の魚はそれを見つけて元の群れにもどることができるというのです。そして群れに迷子が戻ると魚たちの色も元の色にもどるというのです。魚は声を出すことができないので色で教えるのでしょうか?不思議ですね。でもこれによって群れは守られているのは確かだというのです。
聖書の中に迷子になった一匹の羊を探しだす良き羊飼いのお話がありますが海の中でもそのようなことがあるのですね。舟魚の正式な名前はわからないので、ちょっと調べてみたいと思います。
3学期から入園してきたお友だちの紹介をしました。短い3学期ですがみんな元気で登園できますようにお祈りいたします。
今学期もどうぞよろしくお願いいたします。
※上記のお話で絵本「スイミー」のことも思い出しました。4月に「スイミー」や「フレドリック」の絵本でおなじみのレオ・レオーニさんの絵が広島にきますよ。ひろしま美術館 「みんなのレオ・レオーニ展」 詳細はこちら。
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